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『까만 코다』 黒い鼻

〈까만 코다〉
作者 이루리 文 엠마누엘레 베르토시 絵
出版社 북극곰
出版年 2015

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くまの親子の心あたたまるお話です。

あたり一面真っ白の北極で、狩人が白くまを狙って狩りをしています。

白い景色のなかで白くまを撃つとき、たよりになるのは、くまの「까만 코 黒い鼻」。

狩人は、あるくまの親子のふたつの「까만 코 黒い鼻」に狙いをさだめていました。

気配を察したお母さんぐまは、どうかこの子を助けてと祈りながら、子どものくまを抱きしめます。

子どものくまも、どうかお母さんを助けてと、お母さんの「까만 코 黒い鼻」を手で隠します。

真っ白なかたまりになった親子のくまは、雪の背景に溶けこんで、狩人から見えなくなってしまいました。


白っぽくて静かで、やさしい気持ちになれるお話です。

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  1. 2015/02/27(金) 13:29:09|
  2. ●韓国の絵本紹介
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『파란 자전거』 青い自転車

〈파란 자전거〉
作者 강현선
出版社 재미마주
出版年 2013

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春を感じる絵本です。

男の子が青い自転車に乗って、自分の町を走っていきます。

春の気持ちいい風が吹いているような色づかい。



文様のような森もすてきです。



ことば少ない絵本ですが、男の子の耳にとびこんでくる竹林の音や

子どもたちの遊ぶ声や、鳥の鳴き声だけが文字でかかれています。

「무궁화 꽃이 피었습니다」と、こどもたちが遊ぶところをみて

「あ、これ知ってる」と昔の記憶がよみがえってきました。

日本では「だるまさんがころんだ」というところを、韓国の子どもたちは「무궁화 꽃이 피었습니다」と言うのです。


最後のページには、피천득(ピチョンドク)さんの조춘(早春)という詩がのっていました。

詩なのか、本の一部なのかわかりませんが、こういうことばだったと思います。

봄이 오면 비둘기 목털에 윤이 나고
봄이 오면 젊은이는 가난을 잊어버린다.
그러기에 스물여섯 된 무급조교(無給助敎)는 약혼을 한다.
달새는 조금 먹고도 창공을 솟아오르니, 모두들 햇빛 속에 고생을 잊어보자.
말아 두엇던 화폭을 다시 펴 나가듯이 하루하루가 봄을 전개 시키려는 이때.


ほのぼのする피천득(ピチョンドク)さんの本も、もう一度読みたいと思いました。
韓国でとても有名な随筆家の先生です。おすすめはこの本。




『파란 자전거』は、いたばしボローニャ子ども絵本館からお借りした本なのですが、すっかり気に入ってしまったので、韓国語多読の会でも購入したいと思います。

いい絵本に出会えてうれしいです。
  1. 2015/02/26(木) 12:29:57|
  2. ●韓国の絵本紹介
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単語帳じゃなくて絵本を読もう

二日間、国立国語研究所で日本語教育関連の研究発表を聞いてきました。
多読にも少し関わる内容でした。

大きなテーマは「語彙」で、語彙習得のための多読の話や、コーパスを使った分野別語彙リスト作成の話などがありました。

ことばに興味があって、コンピューター好きでもあるので、形態素解析の話やコーパスを使った研究の話はどれもおもしろいものばかりでした。

でも、二日間でいちばん印象的だったのは、石黒圭先生(自分の指導教官)の、「文章の内容理解を支えるのは語彙理解だけれど、単語帳的な語彙力だけでは文章は読めないだろう」というお話。それを豊富な用例で示していて、「ことばの世界っておもしろいな」と心底そう思わせてくれる講演でした。
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  1. 2015/02/23(月) 00:39:43|
  2. 韓国語多読
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