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休みの日の読書 『役にたたない日々』 佐野洋子



図書館から借りていた佐野洋子さんのエッセイを、おわりまで読みました。
こんなのんびりした一日は久しぶり。

佐野洋子さんが「冬ソナ」から韓流ドラマにはまるくだりが笑えました。
「執念深いのである。執念深いと云えばヨン様も女も執念深い。死ぬほど執念深いのである。」とかいって。
一年間死ぬほどはまって、DVDを買いまくって、顎がはずれて(いつも同じ姿勢でテレビを見ていたせいで)、ブームがさったらしいです。


佐野洋子さんが好きです。
会ったことはないけれど、エッセイを読んでいると、こういう人っていいなあと思います。
どういう人かというと、なんというか、少しも、ちまちましていない。
勝ち気でことばも性格も激しくて、つまらないことに腹を立ててばかりいるのだけど、なんだかあたたかい人です。
わたしは自分のおばあちゃんがいちばん好きだけど、佐野洋子みたいなおばあさんにも惹かれます。

姉が、わたしの机に置いてあったこの本を少し読んで、「気の強さと口の悪さがすごいね」とコメントしてきたので、『シズコさん』も合わせて読んでみて、と弁明しておきました。

『シズコさん』では、戦後に大変な苦労をして、お兄さんと弟が栄養失調で死んでしまったことや、絵がうまかったお兄さんの絵具で絵を描きはじめてお母さんに睨まれたときのことなどを読んで、電車の中で泣きました。



エッセイを読んでから佐野洋子さんの絵本を読むと、感じ方が変わる気がします。



この絵本、やっぱり韓国語版を買おうかしら。『おじさんの傘』も。


今回この『役にたたない日々』を読んだのは、台湾人のナタリーさんがおすすめしてくれたからです。
今はもうない東中野の日本語学校で教師をしていたとき、受け持っていたクラスの学生だったナタリーさん。

わたしが昔話したことや、紹介した作品などをよく覚えていてくれて、「佐野洋子さんは先生の好きな谷川俊太郎さんの元奥さんです」という情報まで送ってくれました。これだから日本語学校の教師はやめられない。

ナタリーさんは、このエッセイを日本語と中国語両方で読んで、翻訳の勉強をしているそうです。すばらしい。


いい本は癒し。
その中でも、だれかがすすめてくれた本を読んで、それが自分も気に入ったときは格別にうれしいです。

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プロフィール

なおこ

Author:なおこ

韓国ソウル育ち
NPO多言語多読(東京・東中野)にて韓国の絵本を読む「韓国語多読の会」を主宰
韓国の本のブックカフェCHEKCCORIの店長
韓国語教室ことばの森ソルレム(東京・恵比寿)運営
「韓国語単語帳」アプリ開発
2013年に韓国語能力試験6級に合格
次の目標はハングル能力検定1級
職業は日本語教師

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