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「韓国の絵本は、本づくりに思想があります」 『絵本の力』を読んで




『絵本の力』という本を読みました。

その中で、福音館の絵本を長年作ってこられた松居直さんが、韓国の絵本についてこんなふうに語っている箇所を見つけました。

「最近になって海外の絵本を見ていていちばん大きな可能性を感じるのは、韓国の絵本です。二〇〇〇年の四月と五月に東京、そして六月に仙台で韓国の絵本の原画展をしました。国際子ども図書館の開館を記念しての催しでした。そのときに改めて韓国の絵本の質の高さを確認しました。ここ十年間ほどの韓国の絵本は、本づくりに思想があります。子どもに語り伝えるべきものをもっています。改めて私たちは学ばなければいけないのではないだろうか。表現も一つ一つほんとによく工夫されている。三十年間つきあってきたお隣の国がそんなになってきたことは、ほんとうにうれしいことですが、私たちももっともっと子どもの未来のため絵本の可能性を追い求めていかなければならないのではないかとしみじみ感じました。」(p.81)


「韓国語多読の会」で集めた絵本の中にも、いい絵本がたくさんあって、「これは手元に置いて何度もくりかえし読みたい」と本を所有したくなったり、「大切な人に贈りたい」と本をプレゼントしたくなったりしながら、韓国で良質な絵本が次々に生み出されていることを実感しています。

ただ、「この絵本がいい」と思う気持ちは主観的なものなので、「わたしはいいと思う」というところどまりでいましたが、松居直さんのような絵本を知り尽くした方が、韓国の絵本を高く評価していることを知ってとても嬉しく思いました。

韓国の絵本だけに限らず、絵本にどんどん惹かれていく今日このごろ。これからも長くつづく趣味になりそうな気がしています。

最後に河合隼雄さんのことばを紹介します。

「絵本というのは実に不思議なものである。0歳から百歳までが楽しめる。小さい、あるいは薄い本でも、そこに込められている内容は極めて広く深い。一度目にすると、それがいつまでもいつまでも残っていたり、ふとしたはずみに思い出されて、気持ちが揺さぶられる。それに、文化の異なるところでも、抵抗なく受けいれられる共通性を持つ。」(p.3)


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コメント

先日はいろいろありがとうございました。
私自身も絵本の楽しみがどんどんふくらんでいます。
これはぜひ読みたい!とさっそく図書館で予約しました。
楽しみです^^

Re:

ひがなおさん!
先日はこちらこそありがとうございました。
この本なかなか素敵でしたよ〜♪
絵本の世界が広がっていきますね。

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プロフィール

なおこ

Author:なおこ

韓国ソウル育ち
NPO多言語多読(東京・東中野)にて韓国の絵本を読む「韓国語多読の会」を主宰
韓国の本のブックカフェCHEKCCORIの店長
韓国語教室ことばの森ソルレム(東京・恵比寿)運営
「韓国語単語帳」アプリ開発
2013年に韓国語能力試験6級に合格
次の目標はハングル能力検定1級
職業は日本語教師

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