『구름빵』 ふわふわくもパン

〈구름빵〉
作者 백희나(ペク・ヒナ)
出版社 한솔수북
出版年 2004

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백희나(ペク・ヒナ)さんの初期の代表作です。

ある雨の日、猫の兄妹が木の枝にひっかかっていた雲を見つけます。
お母さんがその雲に牛乳やイーストを混ぜてパンを焼いてみると、オーブンを開けたとたんにパンが宙にぷかぷか。

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パンを食べた兄妹も軽やかに空を飛んで、通勤バスに詰め込まれているお父さんのところにパンを届けます。

「우리, 아빠한테 빵을 갖다 드리자.」

パンを握りしめて窓から飛び出していく妹の後ろ姿がまたかわいいのです。

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この他のページでも、ミニチュアの家具や細かく作りこまれた人形たちに見とれてしまう作品です。
薄暗いソウルの朝の風景もお見事。

백희나さんといえば、2012年に発売されて大ヒットした『장수탕 선녀님』(天女銭湯)や、昨年(2016年)発売された『이상한 엄마』など、つぎつぎに完成度の高い新作が出ています。
新作ももちろんすばらしいですが、『구름빵』もやはり韓国の絵本の代表作として長く愛されていく作品だと思います。


日本語訳も出ています。

ふわふわくもパン』 ペク・ヒナ(2006)小学館


  1. 2017/01/26(木) 11:26:55|
  2. 絵本(初級)
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韓国の絵本のことが知りたいかたにおすすめのサイト 「가온빛」

韓国絵本のことが知りたいかたにおすすめの絵本情報サイトです。

「가온빛」
http://gaonbit.kr/

いまおすすめのページはこちら。

「2016 가온빛 추천 그림책 BEST 101」
(2016 가온빛 推薦絵本 BEST101)> http://gaonbit.kr/feature/37818

2016年に出版された絵本のなかから、韓国の絵本51作品、外国の絵本50作品が選ばれています。
絵本のタイトルをクリックすると、それぞれの絵本の紹介ページが開いて、あらすじや絵の一部を見ることができます。


2016年は、백희나(ペク・ヒナ)さんの新作「이상한 엄마」(へんなおかあさん)や

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http://gaonbit.kr/newbook/30172


안녕달さんの二作目、「할머니의 여름휴가」(おばあちゃんの夏休み)

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http://gaonbit.kr/bookreview/33000


画家신선미(シン・ソンミ)さんの初絵本「한밤중 개미 요정」(真夜中のアリの妖精)

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http://gaonbit.kr/bookreview/37110

などなど、いい絵本がたくさん登場した一年でした。

「한밤중 개미 요정」(真夜中のアリの妖精)もこれから韓国語多読の会のコレクションに加えたいと思います。


2015年、2014年のページもあるので、そちらもぜひご覧ください。


*メルマガ情報
絵本情報サイト 가온빛 では、サイト右上の 「가온빛 뉴스레터 신청(ニュースレター申請)」というところにメールアドレスを登録すると、毎週金曜日に最新の絵本情報を配信してくれます。

  1. 2017/01/16(月) 21:20:44|
  2. ●韓国の絵本について
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【絵本の読み聞かせ・中級】 『비밀이야(ひみつだよ)』

〈비밀이야〉
作者  박현주
出版社 이야기꽃
出版年 2016년

動物を飼ってみたい姉弟が、「これならお母さん許してくれるかな?」とひみつの相談をしているかわいいお話です。

表紙はこちら

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読み聞かせは、作者の박현주さんご本人によるものです。



  1. 2017/01/04(水) 14:50:31|
  2. 多読・多聴に使えるコンテンツ
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【ハン検1級対策その2】 新聞の社説を読む

ハングル能力検定1級対策で、新聞の社説を読んでいます。

네이버(NAVER)のトップページに主要新聞社のリンクが並んでいるので、記事を探すのは簡単です。

社説は「오피니언(オピニオン)」カテゴリに分類されています。

ひとまず「중안일보(中央日報)」と「한겨레(ハンギョレ)」を選んでみました。


●중안일보(中央日報)>오피니언(オピニオン)
http://news.joins.com/opinion?cloc=joongang|home|section1

●한겨레(ハンギョレ)>오피니언(オピニオン)
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/home01.html?_fr=mt0


*どちらの新聞も、印刷ボタンから印刷すると、ひとつの記事がA4一枚半くらいの量におさまります。
*スマホの画面で読むのに抵抗がない方は、중안일보/한겨레などのアプリで、「어피니언(オピニオン)」から記事を探せます。  (ブラウザで直接新聞社のホームページに進んでも記事の全文を読むことができます。)


社説を読んでいて感じるのは、日頃わたしが読んでいるものとは出てくる語彙のジャンルが違うということ。
普段は絵本やエッセイなどばかり読んでいるので、それに比べると社説の語彙は難解です。

例えば今日読んだ記事に出てきたことば/表現はこのようなものです。

・신빙성(信憑性)을 문제 삼았다
・천박(浅薄)하고 야만(野蛮)적 발상
・점입가경(斬入佳境)으로 치닫고 있다
・압수수색(押収捜索)

漢字語が多いので、慣れればかえって読みやすい部分もあるのかもしれません。

慣れるまでは難しく感じてしまうのですが、こういうジャンルのものを読むときも、絵本多読で読むこと自体に慣れていることは大きな力になってくれます。
そして、こういうジャンルのものでも、多読的な読み方をしていると、読めば読むほど抵抗がなくなって、読むスピードがあがってきます。
すぐに効果が実感できるので、ひとまず短期間に20くらいの記事を読んでみるのがおすすめです。


新聞記事によく出てくることばや表現を「韓国語単語帳」アプリの「政治・経済」カテゴリにまとめているので、ぜひ参考にしてください。

Web版
http://www.nihongonoki.com/study/words/ko/
iPhone アプリ
https://itunes.apple.com/jp/app/han-guo-yu-dan-yu-zhang/id650712080?mt=8
Andoroid アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.qpen.android.words_ko

  1. 2016/12/29(木) 18:01:07|
  2. ハン検1級への挑戦
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hana17号のCDを聞いて

今日発売されたばかりの『韓国語学習ジャーナルhana Vol. 17』の「hana+one」をさっそく聞いてみました。




今回のテーマは大きく分けてふたつありました。

ひとつ目は、朴大登場退陣要求デモ(集会)について。
市民のシュプレヒコールや、自分の思いを訴える若者の声など、現場で録音された生の音もたくさん収録されていて驚きました。
なんというか、歴史の一場面を覗き見たような感覚でした。
集会に参加していた新聞記者の方のインタビューもとてもよかったです。


ふたつ目は、絵本作家권윤덕(クォン・ユンドク)さんのインタビュー。
今年の6月、チェッコリで韓国から권윤덕さんをお招きして、新作『나무도장』を題材としたトークショーを開催しました。
そのとき、自分なりに권윤덕さんの作品、そして彼女がテーマとして描いている社会問題に真剣に向き合っていろいろ考えたので、今回のインタビューもとても楽しみにしていました。

今回はじめて知ったのは、권윤덕(クォン・ユンドク)さんも若いころ民主化運動の一環でもあった安養(안양)市域の民衆美術運動に参加していたということ。そして、絵にも社会を変革する力と信じて、社会的な責任を感じながら絵を描いてきたということ。

『ソリちゃんのチュソク』の作者である이억배(イ・オクベ)さんも、絵本の原点として安養での日々について語っていたので、韓国の第一世代と呼ばれる絵本作家さんたちには、そういう経験やそこで培われた思想があるのだなとあらためて感じました。


もちろん韓国語の勉強にもとても役立ったのですが、内容にいろいろと感銘を受けたhana17号でした。
こういうとき、外国語を学ぶっていいなあと感じます。

  1. 2016/12/23(金) 21:40:32|
  2. 独学に使ってきた教科書
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韓国の国語辞典を使いはじめました

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今日から韓国の国語辞典を使いはじめました。
『초등 새국어사전』という子ども用の辞典です。

普段は小学館の『朝鮮語辞典』を使っていますが、韓国語学習15年目(まじめに始めてから)にして、遅すぎるくらいの韓韓辞書スタートです。



実は韓国に短期留学した4年前にも韓韓で辞書をひこうと試みたことがあったのですが、その頃は見出し語のみならず説明もわからず、辞書の中をさまよってばかりだったので韓日辞典に戻ってしまいました。

その頃と今とでは、読む力も、読み方そのものもだいぶ変わっているので、今なら楽しく使えそうです。

『朝鮮語辞典』に比べると小ぶりで字が大きく、ことばを見つけやすいのも嬉しいです。見出し語数は少ないですが…。

初日の今日は、이해인(イ・ヘイン)シスターの「민들레의 영토(たんぽぽの領土)」という詩を読みながら、これまでずっと謎だったことばの意味を調べてみました。ひさしぶりに辞書をひく楽しさを感じています。


子ども向けの国語辞典
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  1. 2016/12/08(木) 22:31:26|
  2. 独学に使ってきた教科書
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渡辺吉鎔(1996)『韓国言語風景』



渡辺吉鎔(1996)『韓国言語風景―揺らぐ文化・変わる社会 』岩波新書

期待せずに読みはじめたら第一章からものすごくおもしろい。

第一章 日韓文化の遠近
1 ことばに宿るコスモロジー
2 数の民俗
3 「気」と動物のイメージ
4 「色」の世界

五行思想が日本語と韓国語に残している影響を知って、今までわけを知らずになんとなく受け入れていたこと、例えば「韓国の運動会は青組と白組に分かれている」、「東西に龍と虎が守り神として配置されている」、「日本語の色のことばは基本の五色だけが形容詞の形を持つ(青い、赤い、黄色い、白い、黒い)」(茶色は例外)など、それらの根底にこの五行の考え方があることがわかって目から鱗でした。

  1. 2016/11/27(日) 15:45:09|
  2. 韓国にまつわる本
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暮らしの韓国語単語10,000



『暮らしの韓国語単語10,000』
今井久美雄(2014)語研

生活に密着したことばや表現がとことん集められている一冊です。

分野ごとに分かれているのですが、例えば「病気」の項目などは、辞書以上ではないかと思うほどの細かさです。
どこがどんなふうに悪いのか、どんなふうに痛むのかなど、ネイティブの表現がこれでもかというほどに紹介されています。

このマニアックさ楽しいので、暇なときに少しずつ読みすすめています。
基本的には読むだけにして、わからないことばも「へえ、そういうのね」とうなずいてスルーしますが、
「こういう分野のことばを確認しておきたい」という必要に迫られたときは、その分野のところだけ少し丁寧に確認します。

韓国語のレベルに関わらず、手元にあると便利な一冊です。

  1. 2016/11/07(月) 11:56:41|
  2. 独学に使ってきた教科書
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마빡이 でこちゃん

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上野の国際子ども図書館に行ったときにに、『でこちゃん』という日本の絵本の韓国語版を見つけました。




韓国語のタイトルは 마빡이면 어때 (でこだからなんだ)

これで 마빡이 ということばをはじめて知りました。

試しにGoogleの画像検索で「마빡이」を検索してみると、おでこを出した芸人さんの写真が続々と出てきました。

前に日本語の授業でこの絵本を紹介したことがあるのですが、そのときも上級の学生たちが意外にも「おでこ」ということばを知らなかったので、その逆を体験した感じでした。

  1. 2016/11/07(月) 11:26:33|
  2. 語彙を豊かに
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잘잘잘の歌 いろいろバージョン

いちばんオーソドックスなのはこちら


こちらはちょっとポップ(歌詞字幕つき)


子どもの声で(歌詞字幕つき)


4回聞くとだいたい覚えられます。



  1. 2016/11/04(金) 21:03:21|
  2. 多読・多聴に使えるコンテンツ
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